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横たわるお婆さんだらけの病室で。  

昨日はいきなり母に誘われて、骨折修復手術後の入院中の祖母のお見舞いに行った。
電車を降りてから、しばらくバスに揺られて、着いたバス停からさらに歩き。
総合病院だが、古いせいか、雰囲気が暗い。
手術後、騒いだりベッドから降りようとして、何度か部屋を変えられたらしき祖母。
昨日は、大部屋の窓際にいた。
横たわっていると、お年寄りは似たような顔になりがちで、確認しながら祖母を見つけた。
ベッドをすこし傾けて、上半身を上げると、なんとか自分の知る祖母の顔になる。
しかし、先日会ったとき同様、昔、きんさんぎんさんとかいらした頃の100歳以上の人に見えるのだった。今年で90なのだが。

祖母は、母と私に、家から病院は遠いのか、遠いのに悪いねみたいなことを何度か言い、
ここを出たら、自分帰る家あるの?と何度も聞いてきた。
そして、そこには、誰がいるのかと。
自分の家があるのかということが心配でなら無いようだった。

腕につけられたビニールの腕輪に、Bと書いてあったので、祖母はB型だったっけな?と、母に聞いたら、え、A型じゃない?と。
母が、祖母に聞いたら、私はAB型だと言う。

え?ABってことは聞いたことないぞ、、、、そう言えば、昔、Bって聞いたような、、、と思い、看護師さんに聞いたら、B型だと言う。
母は、B型だったの?初めて知った。と。
祖母自身は、あ、そうだったのという顔。

何か聞くと、知らんを連発するので、
それは知らんじゃなくて、忘れた、でしょ!と母。

しかし、子供の頃の話・・・お母さんが可愛がってくれたとか、なんでも買ってくれたとか、お父さんも優しかったけれど、うちは女が強い家だったから、女が偉い、男はぺしゃんこ、
などと、すらすらと話すのだった。
色々なことを忘れても、子供時代や自分の両親のことや、姉妹弟のことはいつも覚えているのだった。

子供時代というのは、宝袋をいっぱいにする時代だから、って聞いたことあったのを思った。
子供達が、子供時代のこと、後になっても、良かったな、楽しかったな、と総体的に思えるようならいいけれどな。

幸せから幸せへつないでいけたらいいのにな。

骨折手術後の病室、横たわるお年寄りが、静かにしていた。
リハビリしていても、この足ではもう歩けないんじゃと思うくらい、衰えている人もいた。
血流良くするためだけであっても、きっと必要なリハビリなのだろう。
ただジーーーーっと時を過ごすためだけにそこにいるような状態・・・
待つ、時間なのかな。

病室を出るとき、いつものように手を振っていた祖母の手指は、昨日も、細くて綺麗な形をしていた。
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